今週は組織変更とそれに伴う新プロジェクトの企画とかがあった。 ヨーロッパと連絡取ったり、ヘマをかましてる部下の面倒見とかしてたおかげで睡眠が足りなかったな。
新しい横のつながりは安心感があるのだけど、上がねぇ。 功名心が強くていろいろと問題を起こしてきてるんだよね。 できもしないのに上層部に食い下がって何億も投入させたプロジェクトが沈没だし、隠れて勝手なことしてるし。
それが理由なのか部門のトップはワタシにかなりの裁量権を与えた。勝手なことをしないようにと下のワタシに権限を渡したことになる。
こっちは矢でも鉄砲でも持ってこいだけど、取り上げられた方は面白くないよなぁ。 なのでお互いに様子を伺いながらワタシは企画をまとめ、今日上層部へプレゼンして進行の了解を得た。 次は実現させなければならない。
それから並行してヘマを立て続けにかましている部下の面倒も見ていた。ヘマを償うためにジタバタしてさらにヘマをすると言う悪循環に陥ってしまっているのだ。
経験が豊富なエンジニアはどこで慎重になればよいかわかるのだけど、こいつはまだ理解できない。 事は毎日何億と言う額の元になるデータを作っているシステムだ。知らなかった、気づかなかった、でおかした小さなミスも簡単に千万円単位の問題になる。 無用に思える慎重さの必要性を認識させることからはじめなければならないのだ。
ただ、こういうことは言って聞かせてわかるもんではない。猪突猛進タイプは特にそうだ。突進して同じ失敗を繰り返すのはなんかおかしい、と自ら気がついてもらわないとならない。 行き詰ってもらってようやく謙虚になり、慎重にチェックを重ねる必要性とかに目を向けるようになる。 ま、そうなるはずだ。
なのでここしばらく、こいつがヘマをかます度にプレッシャーを掛け、ジタバタしてまたミスったらさらにプレッシャーを掛ける事を繰り返した。 かなりのストレスのはずだけど、こいつは元軍人だし耐性があるのを見越しての話しだ。 意地悪な話だけどこれが数回続いて行き詰まり、ようやく自分のやり方ではうまくいかない事に気がついてきた。 これを見計らって古参のエンジニアに助け舟を出させた。
行き詰ってもまだ自分のやり方に固執してたけれども、今日、ようやくなんとなくわかってきた節が見えた。
そういうわけで今日はなんとなく気が楽だ。

