中望遠

気がついたら、自分は広角が好きらしい。 持っているのは50ミリ以下のレンズばかりだ。 ライカMも ニコンもライカRもM42もいつの間にかメインは35ミリのレンズで、28とか21とか、さらに広いのもよく使っている。

各マウント毎に標準50ミリのレンズは持っているのだけど、カミサンや我が家のぐうたらネコ達を撮るぐらいしか使わない。つける広角レンズを持ってないカメラ(オリンパスOMやミノルタSRT102とか)は逆にあまり使わなくなってしまった。

中判でも広角レンズがいつの間にか増えてるし、KEHのカタログが来ると「GSW690いいねー」とか言いながら見てる始末だ。 6x9を広角でどーんと撮れると思うと嬉しくなるこの気持ち、わかる人はわかると思うけど、まぁあまりフツウではないのは確かだ。

もともと気恥ずかしくて、人物をちゃんと撮れる気がしないので、広い方に行ってしまったのかもしれない。50ミリとか使おうとはするのだけど、気がつくと広角を使っている。

これではただの広角バカだ。このままではいけない。 と思い立って中望遠を一本手に入れてポートレートを勉強する事にした。 いろいろ考えて決めた中望遠は

Elmarit-R 60mm F2.8

とこれが、かのサルガドも標準レンズ代わりに使ってたレンズで、60ミリはぜんぜん中望遠では無い。

ようするにレンズを買う言い訳なんですが、ま、来たらとにかくやってみますよ、ポートレート。