Category Archives: サンディエゴで日常

You’ve come a long way, Virginia

iPhoneプロペラ写真

そういう訳でノーフォーク・ヴァージニアに来た。 途中Posterousにアップロードしてたんだけどどうも調子が悪いからブログにも書く事にした。

ざっと感想は、木が多くてよく繁っている。 オレゴンのポートランドみたいだ。 緯度的にはたいして変わらないからか。 入り江があってそのほとりに家が建っていたりする。いろいろとカリフォルニアと似てるようで見ない光景がある。

あした一日仕事してまたあさって一日かけてサンディエゴに帰る。 ジェット機で横断するだけで4、5時間かかる。アメリカってほんとに広いよねー。

そうそう、ワシントンDCからノーフォークへの飛行機はレシプロだった。おかげでかねがね撮りたかったiPhoneプロペラ写真がついに撮れたのだ。iPhoneカメラのセンサーの走査との兼ね合いでプロペラが幾つも変な形に撮れる。

プロペラの回転数によって形が変わるので何枚も撮って、これが一番変だった。久々に感動の一枚。

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電源復旧

で、まったくあっけなく数時間後に電気は復旧した。 何事もなかったかのようだったけど、いろいろ考えさせられる事もあった。

電気が無いとすべてが麻痺する。スーパーとか商店は全部閉まる。ガススタンドも停まる。 携帯電話のインフラは自家発電で機能するけどそれも長続きはしない。水道局も自家発電するけど水圧を保持できない。

限られた水と食料で電気も何も無いのはまぁなんとかなる。なんだったら1週間ぐらいはなんとかなりそうだ。 ヨットで外洋レースするより楽だろう。でも復旧に数日かかるかも知れない、というニュースを見たとき、治安の事を真っ先に考えた。

何も手に入らない、水も出ない、なんの情報も入らない、という状況が数日続いたら確実に治安は悪化する。 ハリケーン被害で孤立した時のニューオーリンズの事が頭をよぎる。

停電にしろ山火事にしろ、結局何が一番気になると言えば治安だ。そこそこ治安の良いサンディエゴの中でさらに治安の良い地域に住んでいても災害イコール無法化、そして自分の身をどう防ぐかを反射的に考えてしまう。

日本だったらそんな事を真っ先に考えはしないのじゃないか。

やっぱりここはアメリカだな。

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停電中

前のブログエントリーは自動投稿だったのだけど、今回は直接にポスト。

現在サンディエゴを中心とする南カリフォルニア全域とメキシコのエンセナダまで半径数百キロの地域で大停電中。 もう外は夜。 市街は真っ暗。 信号も動いていないので道路は無法状態らしい。 

サンディエゴは2系統の電力供給網があるのに両方とも回路が切断されてしまったそうだ。 FBIと電力会社はテロでは無いと発表したけど理由はまだわからない。 復旧の見込みもたっていない。 なんだか気味が悪い。

かなりの大規模停電なので復旧に時間がかかりそうだ。 停電しているとスーパーもガススタンドもなんにも開いてないし、最近猛暑なので冷蔵庫の食材はせいぜい明日ぐらいしか持たないだろう。 幸い食料はいろいろストックがあるが。

水道とガスはまだ通っているが、停電が続くとおそらく両方ともとまるだろう。 すでに水道の水圧が保てないから、とニュースサイトでは節水を呼びかけているところもある。 飲み水はストックしたけど、水道の圧力が無く火事が起きた場合消火できない可能性もある。 そういう事も考えに入れとこう。

ネット接続はiPhoneをWifiホットスポットとして使っている。 MacBookProが2台あるのでのべ5、6時間分稼働できる、携帯電話の回線が生きてる限り情報収集はなんとかなりそうだ。 ろうそく並べていろいろと考えをめぐらす。 

まぁ数日電気が無くたってなんとかなるだろうけど。

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肥満

いっちゃなんだがアメリカ人、特に白人は肥満が多い。 カリフォルニアは健康的なイメージがあるけどそれでも知り合いには肥満体がけっこういる。

あまりにも肥満が普遍的なので日本でメタボって言うぐらいは痩身扱い。体重100キロは普通のスリムな人、そんな感覚がまかりとおっている。

アメリカは気をつけないと高カロリー低代謝の生活になるのでそれはそれは太る。 この生活スタイルは成人病直行コースで、肥満は成人病の一症状だ。

知り合いで肥満、高血圧、糖尿病で、痩せるためにと胃を縮める手術を受けた壮年の白人男性がいる。 医者が開腹したらかなりの脂肪肝で、胃の血管が拡張していて縮めるどころではなく、そのまま閉められてしまった、と苦笑いしていた。

こういう体型のアメリカ人は共通してダイエット飲料を浴びるように飲む。 ところがダイエット飲料に入っている人工甘味料は肝機能に悪影響があるそうだ。彼は酒はほとんど飲まないのに、脂肪肝と甘味料のダブルパンチで、肝硬変のなりかけになってしまった。

アメリカはファーストフードは氾濫しているし、食事の量がハンパでなく多い。 低カロリーだの低脂肪だのを選んでも、人工甘味料のように良い選択とは限らない。

なのにアメリカはテレビのCMも看板広告も雑誌の広告も食べろ、食べろ、消費しろ、と声高に迫って来る。 そういうのにのみ込まれて気がついたら肥満体で内蔵ボロボロ。 そういうことか。

アメリカで生きてくって意外と大変。

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ビットレート

まだ音響パネルを全部作ってないのだけど、中低域の気になるクセもだいぶ良くなったので、しばらくいろいろな音楽を聴く事にした。

iTunesにCDを相当数いれてあるのでコンピューターからデジタル出力をDAコンバーター通して聴いてたのだけど、なんかおかしいのだ。 高域が延びてないというか、くすんでいると言うか。 こんなもんだっけ?

最初は音響が変わったからか、とか思ってたけど、こ、これはもしかして、歳とると高域が聴こえなくなって来るアレなのか。 視力も落ちてきてるのに、聴覚までだめとなるといよいよもうダメなのかもしれないぞ。 がっくしだ。

と思いながら念のためにCDを直接聴いてみた。 そしたら断然音が良い。良く見てみるとCDをiTunesに落とす時、ビットレートが低くなってる。圧縮して音質が劣化してるのだ。 設定をロスレス、非圧縮になおしてiTunesに落としなおしたらちゃんとした音質になった。

これで一件落着、と 数百枚あったCDはiTunesにロスレスで落としてから全部チャリティーに寄付してしまった。 データのサイズはとんでもなく大きくなるけどハードディスクは安いし、タイムマシンでバックアップ万全だし、スペースと引き換えだと思えば良い。

試しにiPhoneにゼンハイザーHD600つないで低ビットレートとロスレス音源を聴き比べてみたけど、スピーカーで聴くほど違いがはっきりわからない。iPhoneやiPadはそこそこの音がすると思ってたけどまぁ実のところはこんなもんだろう。

オーディオ機器にコンピューター繋いで音源にするのは抵抗があったんだけど、これでロスレスならOKという気になった。 それよりなによりまだ耳がちゃんと聴こえてて良かった。

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音響パネル (1)

自分の書斎は10畳ぐらいの部屋なのだけど、家でコンピューターに向かっているときはこの部屋にこもっている。たいてい音楽をかけながらなのだけど、スピーカーだと音が悪くて聴いてられない。

レコーディングスタジオ用の音響フォームを壁に貼ってみたら高域は落ち着くけど低域の反響が残りこれが悪さをする。机に向かっているリスニングポジションでは低域がスカスカなのに、後ろに数フィート動くと低域がボンボンと聴こえる。 これは定在波といって反射した音が場所によって元の音を打ち消したり相乗しているのだ。

なので落ち着いて聴こうと思うともっぱらヘッドホンだった。ゼンハイザーHD600をDAコンバーターのモニター出力に直接さすと音はすごく良い。 それにHD600は長時間かけててもつかれない。 だけど、頭が暑いしコードがあちこちひっかかるし、やっぱりスピーカーで聴きたい。

そこで、音響をなんとかすることにした。 角材で4フィートx2フィート(1.2m x 0.6m) の枠を作り、オーエンズ・コーニングの5センチ厚の高密度グラスウールパネルをはめ込み、外側を布で覆う。 高密度グラスウールは中低域を吸収して低減する。これを反響面から数インチ離して取り付けると行きと帰りで2回低減されて反射音が減るというわけだ。 このパネルを部屋の角に斜めに取り付けてベーストラップとして機能させる。

部屋の角と言っても4隅だけでなく天井と壁の合わせ目の角もやらないとならないので、相当数のパネルを作らないとならない。 今まで6枚作って取り付けた。まだ半分だけど音響はかなり改善した。

あーもうめんどい。と思いはじめたけど、12枚も買ってきたグラスウールパネルはベランダに出しっ放しなので全部作ってしまわねばならない。

今週末もまた日曜工作は続きそう。

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Kwai Dan

Conscientious と言う写真を扱うサイトがある。 ウェブで写真を発表している世界各地の写真家サイトを定期的に紹介しているのだけど、これが面白い。このサイトを執筆している人が、古書の「怪談」を買った話を書いている。

ラフカディオ・ハーンこと小泉八雲の「怪談」と言えば有名だが、ギリシャ生まれでアイルランド育ちの小泉さんは本を書けるほど日本語に堪能でなかった。怪談も原本は英語だった。それが日本語だけでなく、いろいろな外国語に翻訳されて広まったらしい。 題名はなぜかKwai Danなのだけど。

Conscientiousに出ているのはドイツ語版だ。 そしてこのドイツ語版の装飾や挿絵、これがとても独特なのだ。

この挿絵はエミル・オルリックと言う20世紀初頭の画家によるものだが、この人はラフカディオ・ハーンと親交があった。 日本へ来たこともあり、日本を題材にした版画も残している。 この「怪談」の挿絵はそんないろいろな影響を受けた独特のモチーフがある。

日本へ行くと簡単に言うが、「怪談」のドイツ語版は1909年の出版だ。 ヨーロッパから日本へ行くのは海路で数ヶ月も掛かる。 そんな時代にオルリックやカーン達を惹き付けるアートが日本にはあったんだなぁ。

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