キンドルオアシスとカバー

しばらく前に来た新キンドル・オアシス。速いし軽いし小さいし薄くて持ちやすくて読みやすい。自分的にはこれが究極の電子書籍リーダーだと思う。

スェードのカバーも買った。磁石でキンドルにつくようになっていて立てて読むこともできる。これは肩がこらなくて良い。

良いことづくめだったんだけどカバーが安物だけど一応スェードなのでひっかいた痕がつく。まぁこうやって自分のレザーになっていくんだからそれは良いとしよう。でもカバーに水がつくと落ちない痕が残る。キンドルは防水だから洗面所で読みながら歯を磨いたりする。これはちょっと困る。

なのでレザーワックスをかけてみたらなかなか渋くなった。スェードにかけるワックスというのは雨の国オレゴン州のOtter Waxが流行りのようだけど、このカバーはそこまで良いモノではない。なのでカミさんが持ってたレザーコンディショナーを使ってみた。

仕上がりはかなりいい感じだ。

これで心置きなく歯磨きしながらSF読めるぞ。

レコメンダー

ネットフリックスはビッグデータを駆使して「あなたはこんな映画も好きかも」と推奨してくれる。これをレコメンダーシステムと言うのだが、ネットフリックスはこのレコメンダーの技術では最先端を行ってるとけっこう自慢げに言ってる。

でも正直なところ最近の(アメリカでの)ネットフリックスのおすすめは良いと思えない。しょうもないB級映画ばかりすすめて来る。お勧めを途中までみてはつまんないじゃんと止めて、を繰り返し、あーもういいや自分で探そう、となる。時間の無駄だ。

そこでネットフリックスのカタログをいろいろみて気がついた。ネットフリックスには自分の好みの映画があまり無いのだ。昔はたくさんあったのに。

実はネットフリックスはアメリカのTV・映画業界と前から揉めていていろんなコンテンツが配信できなくなり、外国のコンテンツ(時折自前のコンテンツも)をネットフリックス・オリジナルと銘打って流すようになった。テクノロジーはすごいけどコンテンツそのものはジリ貧なのかもしれない。

それは置いとくとして、そもそもこれはレコメンダーがいかに素晴らしくても、おすすめできる在庫が無かったり、貧弱だったりすれば無意味って事だと思う。

最近Eコマースとかにレコメンダーつけるのが流行りみたいだけどSKU数が十分多くないサイトとかはレコメンドするものがないわけだ。ネットフリックスみたいに変なレコメンドしてマイナスイメージになるのがオチなんでないのか。

それぐらいだったらビジターを取り込めるコンテンツを増やす方が全然良いと思うんだけどな。

AIとオープンソース

AIと呼ばれる機械学習アルゴリズムはその名の通り学習しないと使い物にならない。

例えば顔認識は多数の画像を用意して「これはアントニオ猪木」「これはアントニオ猪木じゃない」と教えないとならない。今流行りのニューラルネットやディープラーニングを実用化するためにはそういう高精度なトレーニングが必要になる。

幸い今はいろいろな研究者チームや企業がトレーニングされたニューラルネットを公開している。トレーニングされたニューラルネットからパラメータと呼ばれる内部のデータを抜き取って公開しているのだ。

そのオープンソースのパラメータデータをダウンロードし、白紙状態のニューラルネットに取り込み覚醒させ、そのニューラルネットをさらに進化・応用させられる。元のパラメータを生成する高精度なトレーニングをしなくて済むわけだ。

そうするとニューラルネットそのものより生成されたパラメータに価値があるように思えてくる。

この先ニューラルネットが進化するにつれて大企業が価値の高いパラメータを独占しようとしたり、誰かが悪意を持って生成したパラメータがウィルスとして拡散されたりするのかもしれない。

そういう事考えているとちょっとワクワクしてくる。