ポルシェ修理

こないだ突然愛車のギアシフトが変になった。

一応ギアには入れられるんだがシフトレバーがぐらぐらになってしまい、どこがギアだかよくわからない。

アメリカにはポルシェ愛好者が多く、専門の通販店のウェブサイトに、ありがちな故障と修理の細かい説明がある。

それによると愛車はシフトリンケージカプラーのブッシングがいかれたみたいだ。幸い930ポルシェはギアシフトのリンケージが室内からアクセスできるようになっている。床のアクセスプレートを外してみたら案の定ぼろぼろになったカプラーブッシングが出てきた。

ブッシングは通販で取り寄せられるのだけど、幸いスペアを持っていた。 昔、愛車でオートクロスに出場していた事があって、定番の部品はスペアを持つようにしていたのだ。

カプラーを取り外すのは簡単なのだけど、ブッシングを取り付けるのに油圧プレスが必要で、 行きつけのポルシェショップにカプラーを持ってって頼み込んでやってもらった。 忙しい中、気さくにやってくれてほんとに助かった。

カプラーを取り付け、試運転しながらリンケージを調整したら別の車かと思うぐらいスカッとギアがシフトできるようになった。

愛車は915型トランスミッションがついていた最後の年式なのだが、915はギアに入れる時に独特のフィールがあってそれが気に入っている。 それがさらに気持ちよくギアシフトできるようになってかなり満足。