ポルシェ内装更新

愛車の911ポルシェ、内装はかなりやれている。

まぁ1985年型でオリジナルのままだからそれを考えるとまだいいぐらいなんだが、さすがにドライバーズシートがボロボロになってきた。 レザーは丈夫で長持ちするが、いったん裂けはじめるとあっという間にボロボロになる。 しばらくタオルとか敷いて乗ってたけどオシリがシートに深く沈んでしまうようになってきてもう限界だ。

思えばレザーなんてカタカナで言うとかっこいいけど牛さんの革だ。金属ならまだしも、人の体重をささえあちこち擦れたりし灼熱にあぶられながら牛革が30年近くもよく持ってくれた、ありがとう。

ということでタルガトップとシートを張り替えてもらった。

オーシャンビーチの店に頼んだのだが、案の定予定より2日ほど遅れてできてきたので、待ちきれずフリーウェイめちゃくちゃ混んでる中取りに行ってきた。

閉店時間はとっくに過ぎてたが、店についたら剃った頭でゴーティー生やした凶悪面のおっちゃんは待っててくれた。 そして、まぁ見てくれよ、とポルシェのドアを開けてくれたらシートがほんとに新品同様の黒革になっていた。 

おぉ、まじすげえー(に相当する英語表現)を言いながらシート撫でてたら、おっちゃんが「いい匂いだろ?新車よりいい匂いだぜ」ってニコニコしながら言うので、二人で車の中に頭を突っ込んで新らしい革の匂いをスーハーしてたのは、傍から見ればかなり変だったと思う。まぁオーシャンビーチだからその程度では変とは言わないか。

そしてその後はショップでレストアされてる1960年代のカマロとかいろいろ見ていろいろ話して帰ってきた。 

タルガトップは取り外しできる屋根なのだが、こちらもビニールの外皮を貼り直して全部整備し直してもらったらとても静かになった。かなり満足。

 

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