アンカリング効果

人間は最初に目についた情報や数値を基準にしやすい。アンカリング効果と言われるやつでこれで消費者心理を操作したりするのだがそれはまた別の機会においとくとする。

このアンカリング効果は曲者で、プログラミングだと最初に着目した世界しか考えれずバグを乱発して「知らなかった、考えつかなかった」と言い訳するようになる。

なのでプログラミング業でも長くやってると情報が不十分な状況では自分のバイアス・判断を疑ってかかる。踏み込んで調べたり考えたりするようになる。

さらにシニアレベルと言われる人は物事を階層化して全体像を見通すように考える。考えてる対象がビルの部屋なのか、幾つもの部屋があるビルの階なのか、階が幾つもあるビル全体なのか、はたまたビルが幾つも立ち並ぶ区画なのか、といった認識だ。

全体像と位置が把握できれば複雑さや大きさそして連携がわかってくる。アンカリングとは錨を打つと言う意味だが全体像が分かれば違う地点へ行ってアンカリングできるようになる。

基準を動かしてしまう。これはこれでけっこう有用だ。

プログラミングと違って現実世界はきっちり階層構造化できない。例えば自分はテクノロジストで上司や同僚はビジネス・オペレーション担当だ。テクノロジーとオペレーションをまたぐトピックは視点が合わず大議論になる事はしょっちゅうある。

そういう場合も 「まぁまてよ、まずはこれをアンカリングポイントとして話をしよう」と基準を共有し話をすすめることができる。

筆記体の歴史感覚
パーカー・バキュマティック・ジュニア 1943

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