親愛なるクロへ

近年英語の字がきれいになりたいと思って練習するようになった。

筆記体でアルファベットの大文字小文字を練習してただ字を書くならまぁ見れるようになった。でも文章を書くととたんに字がふらつく。

そうか、文章を書く練習をしないとならないのか。アメリカやイギリスのサイトを検索すると字の練習に好きな作家の文章や詩の書きコピーを推奨してる人もいるが、一番良いのは手紙を書くことだとみんな言っている。

でも自分には英語の手紙やり取りするような相手がいない。というか字がキレイになりたいのは人に読んでもらうためではないのよね。でも文章はきれいにかけるようになりたい。

そこで気が向いた時に我が家のクロ猫あてに英語の筆記体で手紙を書く事にした。内容は、モナ猫と取っ組み合いしてたねケンカ弱いくせに、とか仕事中ににゃあにゃあやってくるのはやめようよ、とかただの日常の内容だけど文章を考えながら筆記体を書く良い練習になる。

もちろんクロは英語が読めないので手紙は書いたらそれで終わりなのだけど、捨てるのもあれなので厚いA5のノートに書き溜めていたら一冊使ってしまった。ページをパラパラとめくってみると文字の上達もさることながらクロの毎日が見えてきてなかなか楽しい。