Efke KB 25

35mmのモノクロフィルムは期限切れのネオパン1600とかコダックPX125とか、新品でも100フィート缶とか安く買える。 だけど、中判はそういかない。

なぜなら中判モノクロネガフィルムは意外と需要があるようなのだ。だから期限切れでeBayで安売りしてたりする事はまずない。

これはカメラのデジタル化が進んだおかげで昔はプロが使ってたハッセルだのブロニカだのローライだのと言う名機がワタシみたいな人間でも買えるようになったからではないか。

おかげで安いからコレを使う、と言う中判モノクロフィルムが無い。 どうせ新品を買うなら、といろいろ使ってみていることにした。 それも高感度でなくISO25とかの低感度フィルムに興味がいってしまい、Efke KB 25と KB 50で撮ってみた。

ところがワタシは露出とか結構いい加減なので、これだけ低感度だとかなりはずしてしまう。 だから現像からあがったネガはアンダーで透けちゃってる。 黒がつぶれまくってると言う事だ。 がっくりだ。

だけど良く見るとぎりぎりのところでトーンが残っている。 スキャンして見たらアンダーだけど階調がある、高感度フィルムでは見たこと無い画になってた。 さすがに猫は黒につぶれてしまっていたけど。

問題はこのフィルム、粒子が細かいのでホコリが目立ちやすい。それに感光面が弱いので現像してる時に小さくだけどはがれたりする。 アンダーな画を明るく持ち上げたりするとすごく目立つ。 この辺はライトルームでスポッティングするか、SilverfastのSRD機能を使うしかないようだ。

ま、もうちょっとまともな露出で撮って見てみよう。