2008 in review (健康編)

なんと言っても2008年で一番大きな変化と言えば体重の変化だ。 

コレステロール値が高い!と(元)金髪美女の主治医に宣言され、きっぱり酒を断って食生活を根本的に変えた。 運動量を増やし数ヶ月で20キロ体重を減らし、高脂血症は完璧に克服した。 

実は10年ほど前、タバコをやめて体重が増えたので酒をやめてジムに通ったことがある。 トレーナーをつけてウェイト・トレーニングと栄養学を一通り教えてもらい、体作りにはげんだ。 筋肉がついて体重は今ほど絞れなかったけど、かなりの体型になれた。 特に脚力は生まれつき強く、バーベル130キロ背負ってスクォットしてた。

でも、いつの間にか酒呑んで飽食する生活になり、40過ぎて気がついたら太ってた。 周囲のアメリカ人は肥満体型が多いから自覚しなかったがよく見ればしっかり腹が出た体型になってたのだ。 

また根性だしてやれば痩せてかっこよくなれるのはわかってた。 太ってから出会って結婚したカミサンにもそう威張って言ってた。 

でも実のところ、酒やめて食生活総入れ変えしてジム通いなんて中途半端にできるもんじゃない。 生活を根本からかえないといけないのはわかってたし、相当な覚悟とコミットメントが必要なのも経験から身にしみて知っていた。 だから先延ばししつづけ、気がついたら何年も経っていたのが実情だ。 

思うにワタシも含め、世の男達は、そうやっていつの間にか歳とるのだ。 「したい事やれる事」が、「やれたけどしなかった事」になる。 いつの間にかあきらめが定着し、自虐的に自分をオヤジと呼び、出た腹を抱えて、昔はオレもさー...と話をして終わるようになるんだ。 

大げさだけど生ぬるい道を行って抜けられなくなるところだった。 いやー危うかったぜ。 

今回のコレステロール騒動はいいきっかけだった。 前回のようになし崩しになってしまわないように継続するのはもちろんだけど、歳の取り方と言う事をいろいろ考えさせられた一年だった。