東京物語

小津安二郎監督の「東京物語」を借りてきて今見ている。 

1953年制作なのでもちろんモノクロなのだけど昔の日本の風景がいろいろ見れて楽しい。調べてみると1953年と言えばテレビの本放送がはじまり、吉田茂首相のバカヤロー解散があった年だそうだ。

と言っても自分の生まれる前のことなのでイマイチぴんとこない。 それでもなんとも古きよき日本だねーこの時代は。と思いながら見ている。

ところで昔の風景といえば国土地理院が昔の航空写真を公開している。これがインターネットで見れる。 横浜の実家のあたりも見てみたら1947年、1967年、そして2007年の航空写真があった。

横浜の実家は1966年ぐらいに建てたので、1967年の航空写真に載っていた。 よく見るとちゃんと判別できる。 実家は小さな丘の上に建っていて、1967年当時はまわりは空き地ばかり。 見下ろすと丘のふもとには田んぼがあり、その向こうにはさらに小さな丘があって雑木林があった。

今は実家の周りには家屋がびっしり。 実家の丘のふもとにはマンションが建ち、雑木林の丘は30年も前にならされて大きな団地になってしまった。

ワタシは35年も前のほんの子供の頃に日本を離れてその後の日本をあまり知らない。 なのでこういった古い風景や映画を見るととても懐かしくおもってしまう。

それに面白かったのが1947年の実家周辺の航空写真だ。 今はびっしりと家が建っているが、当時は人家が全く無い。 電気も水道も下水もない、ナウシカにでも出てきそうな畑と森が広がる牧歌的な丘陵地帯だったのだ。  

子供の時走り回っていた近所のさらにその昔にこんな世界が広がっていたなんて。まるでタイムマシンに乗っているみたいだ。

ほんとに面白い。

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