Some things never change

ごちゃごちゃといろいろあるものを整理していたらこんな物がでてきた。

カセットテープだ。めちゃくちゃなつかしい。

中学生から高校まで、日本に3年ほど住んでた。テクノポップやニューウェーブ、YMOとかヒカシューとかがよくかかりはじめた時代だった。 ラジオでけっこういろんな音源が出ていた。このテープもFM東京の録音だったと思う。

その後アメリカに来たらラジオはロック音楽しかやってない。つまんなかった。でも友達と誘い合ってライブハウスに行ったら、ニューウェーブとかいろいろやってて面白かった。

その頃のバンドを、YouTubeで見つけたがヒットした訳でもない同じ曲をいまだにやっていた。 苦笑したけど、そのメロディーをまだ覚えてた。

ヒットミュージシャンと言えば売れる前のコートニー・ラブも見た。ただ喚いてばかりだった。ヒットする前のBanglesも見た。ショーが終わったあと朝まで友達とほっつき歩いてたりもした。 アメリカの高校生だからクルマを運転してだが、田舎町で何も無いからただ街の中をぐるぐると。

思えばほんとに楽しい青春時代だった。

そういう思い出は日本で暮らした短い数年からはじまっているのだけど、その原点のこのテープ、MacBookProのLogic でデジタル録音してみた。高級なテープなせいか30年経っているのに音が良くてびっくりだ。

音楽をやるアメリカの友達に聴かせてみたら、「Sakamoto良いじゃないか」と褒めちぎってて話が弾んだ。 遥か昔、同じような会話をした気がするな、と思いながら。