La Costa

Petkovic

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この時期、サンディエゴ北方のラ・コスタという高級リゾートで女子テニスのトーナメントを毎年やっている。過去にも数回行った事があって、その時はマルチナ・ヒンギスやマリア・シャラポバの夜間試合を観た。

ラ・コスタは入り江に面していて、真夏でも夜間はかなり冷える。特に上の方の安い席は凍えるぐらいだ。わかってる人達は厚着して毛布と座布団を持って行くけど、そこまでするぐらいだったらテレビで観た方が良い。 そこで今年は昼間の試合を見に行こう、という事になった。

幸い指定席のボックスシートチケットが安く手に入り、水曜と昨日と2回観てきた。 水曜は第2回戦で、テレビに出てこない中堅選手達が普通のコートでやってるのを目の前で観る事もできる。平日なので人も少ない。 なかなかよろしい。

昨日は準決勝戦の昼の部、ラドワンスカ対ペトコビッチに行って来たが、試合前にペトコビッチのウォームアップ風景をみる事ができた。 ストレッチしてフットワーク練習して、ゆっくり打って、それから力を入れてストローク続けて打って、と延々一時間以上掛ける。 試合前だからこれでも軽いメニューなのか。

試合そのものは時にはラリーが30本近く続いたり、と見がいがあったのだが、途中気分が悪くなったペトコビッチがゲームの最中に全力ダッシュで走り去ってしまうハプニングがあった。

観客席では何が起こっているかわからなかったけど、ペトコビッチはほんの数分後走って帰ってきて試合を続けた。試合後のインタビューでは「コートで吐いたらこの先25年位テレビで言われ続けるから全力ダッシュでトイレに行ったのよ」と言っていた。確かに試合はテレビ中継されてたから永遠に映像で残る。そりゃ大変だ。

昼の部の良いところはフィルムで撮りやすいところだ。 M6に90ズミクロンつけてポジで6本位撮ってきた。 青い顔して目前を駆け抜けるペトコビッチもちゃんと撮った。

現像しないと。