Four by Five

長年ぜびやってみたかった大判写真をついに撮って現像できた。

カメラは最近手に入れたグラフレックス製 クラウングラフィック。 1947年発売で、1973年まで製造販売されていた。 自分のはかなり後期の製造らしい。

大判カメラはレンズ交換式だが、一眼レフのようにかちっとはまる仕組みではない。 板に開けた穴に取り付けるだけだ。 この板はレンズボードというが、これは木や薄い板金で出来ていて、取り替えできる。 だからいろんなサイズの穴に対応でき、いろいろなレンズが使える。

クラウングラフィックについてきたレンズはドイツのシュナイダー製135ミリXenar。 中判や35ミリカメラでは135ミリなんて望遠レンズだけど、大判ではこれぐらいが標準らしい。 ちなみにこのXenarという名前はアメリカではズィーナーと発音する。

4x5 初撮り - クリックで拡大

30年このカメラを使ってたという売り手からカメラが到着し、別途注文したフィルムと現像用のリールがようやく届いたその晩、ホルダーにフィルムを詰めた。ダークテントの中、手探りだけどなんとかなった。

そして次の朝、早起きして近くの湖の岸辺から対岸を撮ってきた。 気が急いたせいかルーペを忘れ、しかも間違えたメガネを持ってきたがかまわず撮る。 いつも撮るスポットは対岸までちょっと遠く、もうちょっと歩けば良かったのだけど、待ちきれず撮った。

フィルムはコダックTMAX400。 現像はTMAX Dev。

ところが撮ってから大判にはTMAX Devは使わない方が良いとデータシートに書いてあるのを見つけたり、フィルムの裏表を間違えたかもしれない事に気がついた。

うーむ、とちょっと悩んだが、まぁもう撮っちゃったし、失敗してたらまた早起きして撮ってくれば良いさ、と現像してみたらあっけなくちゃんと画がでてた。若干オーバーっぽかったけど、まぁ別に良いさ。

スキャンして取り込んでみたけど、いややはり大判は凄い。 普通の35ミリフィルムの何十倍もの面積に同じ細かさで写っているのだ。 上が撮った写真だが、真ん中のもyじゃもじゃを拡大してみると下のように手すりや葦の葉まで確認できる。

画面中央部 - クリックで拡大

実際8×10インチにプリントしてみたがとても精緻だ。 もうちょっとまともなのが撮れたらどーんと引き伸ばしプリントしてやろう。

数年前に自家フィルム現像を初めて以来、大判写真を撮って現像するのはちょっと遠い夢だったので、かなり嬉しい。来年はもっとどんどんフィルムで撮るとしよう。

見覚えのある風景
Camera Year In Review

Leave a Reply

Your email address will not be published.