F還る

Nikon F, F2 Mechanical SLR's
ウチのニコン兄弟

修理に出していたFとDP−12がかえってきた。

ニコンFはFTnファインダー、ボディ両方のオーバーホールを依頼した。

返ってきたFTnファインダーはシャッタースピードを触ると起きるメーターの飛びが無くなっていた。感度設定の抵抗体を治したのだ。この部品がいかれると露出計は使い物にならなくなる。 このファインダーもそうだった。

治そうにも保守部品はもう何年も前に無くなったと聞く。だがこの修理屋は絶対治せると自信を持ってた。ちょっと疑ってたけど、ちゃんと治したのはすごい。そしてメーターは手持ちの露出計と比較すると感動するぐらい同じ値がでる。とても正確になった。

Fボディは操作した感覚が変わっていてびっくり。 巻き上げのごりごり感が無くなっている。とてもスムースだ。 そしてカコンカコンと響いたシャッター音はパシャっと落ち着いたかっこいい音になっている。

まるで別のカメラをさわっているみたいだ。

12コマ目で必ず停まったカウンターもちゃんと治っている。 裏蓋を開けてみると埃一つ残さず綺麗にしてある。

このカメラ、メーターやカウンターが動かないと言えど、使えない訳では無かった。だけど、動くが使えないメーターやカウンターは気になる。機体が信用できない気がしてくるのだ。

そうやってなんとなく使わなくなった原因の細かい点がみんな治っている。

ニコンF、齢40年にしてついに完全復活だぞ。

F2A

Aki's F2A
F2A

現像したフィルムはスキャン中。 数がありすぎちゃってフォトブログFlickrも更新が遅れ気味。

こないだ十分使える事が判明したニコンF、幾つか不具合があった事を思い出した。

まずフィルムカウンターが動かない。それとメーターが時々おかしい。メーターは絞りかシャッタースピードの接触不良かも、とガチャガチャやってたらまともになってきた。フィルムカウンターは開けてみたけどどうもワッシャか何かが足りないようで、誰かが開けていじったようだ。

ニコンのフィルム一眼はF、F2A,  F2AS, F3HPと持っているのだけど、F、F2Aはメーターに難があり、F2ASはファインダーに曇りがあるので、あまり持ち出さなくなった。

でも自他ともに認めるレトロ好きなので本音は古い方が使いたいのだ。 だからFとF2ASのDP−12ファインダーはロサンゼルスの方にオーバーホールに出す事にした。

写真は残ったF2Aで、これもメーターが不正確だったり動かなかったりする。試しに、とボディとファインダーの接触端子を丁寧にDeOxitで清掃したら落ち着いた。他の露出計と比べてもぴったりだ。 なので今はこれで撮ってます。

Fが帰ってきたらポジフィルム詰めてどこか小旅行にでも行きますかね。

Nikon F

Aki's Nikon F
Nikon F

そう言えばニコンFを使ってなかった。Fは見かけに惹かれて手に入れたけどあまり使ってない。

撮ってみた事はある。内蔵メーターがいかれてるのでハンドヘルドの露出計使った。でも現像したら露出がイマイチ合ってない気がした。年代モノだからねぇ、と棚に戻して使わなくなった。

今日ふと思い出してFのシャッタースピードを計ってみた。 SS計測は受光素子を使ってデジタルオシロで計る。1/250までしか計れないけど、なんと全部ほぼ合っている。 1/8から1/250はドンピシャと言っていい。

露出合わなかったのは私のせいだったんですね。ゴメンナサイ。

このボディは1970年夏の生産だ。40年経っても変わらない正確さ。ひたむきだった頃の日本にちょっと触れた気になった。フィルム詰めて撮りに行こう。