Super Angulon

その昔、デジタル一眼を買って右も左もよくわかってなかったころから広角はあまり得意でなかった。 ズームやマクロは被写体が画面にいっぱいになるからまだわかりやすいけど、広角はあまり使う機会が無かったからか、ほんとにわからなかった。

それにそのデジ一はAPS-Cセンサーだったのでなおさら広角に触れる機会が無かった。 試しにトキナーの12-24ミリ広角ズームを買ってみたけど全然使いこなせないまま売ってしまった。 

その後時代に大逆行してフィルムのレンジファインダーにはまりだして数年、50ミリレンズはそこそこ判ってきたので他のレンズを、と思った際、90ミリズミクロンを買って使ってみた。人物とか良いんだけど重いしかさばるしこれ以上長いのはダメだと思った。

そこでズミクロン35ミリを買って使いだしてみた。 最初はちょっと戸惑ったけどなれたら丁度良くなってきた。 面白くなってエルマリート28ミリも手に入れた。 これがけっこう難物でこの画角になれるのに1年以上掛かったが、慣れたらこれも面白い。

よーし、それなら次はこれだっ、とSWCに走ってしまったのがちょっと前。 そしたらこれがもう最初から面白くて面白くて。

ただSWCはそこそこ重いしかさばるから通勤や出張に担いでいくのもねぇ。 やっぱライカに付くのでないと。 

と気になりだしたのがスーパーアンギュロン21ミリ。ようするに気になりだしたらどうにもならない性分なので先日手に入れた。

あーやっぱりここまで来ちゃったか。

そういう訳で今、M-4PにSA21mmをつけてすごい勢いで撮ってます。 フィルターはズミクロン90から流用したし、ファインダーはSWCのを流用。 M-4PにZeiss風にクロームフィルター付きのSuper Angulon 21mmこれに SWCファインダーとカッコだけは凄く良い。 

速く現像したいんだけど、SAで撮ったフィルム、未現像のフィルムの山に混ぜてしまったんで一体いつ現像できてくるのか.....