LinkedInでSEOしてみた

LinkedInとは

LinkedInとはアメリカのプロフェッショナル向けのソーシャルネットワークだ。 自分の履歴を公開して仕事上の知り合いとつながる。もちろん実名で登録して今まで勤務した会社名も役職名も全部公開する。

LinkedInに登録するメリットはずばり就職・転職だ。 アメリカのハイテク産業は数年ごとに転職するのが当たり前だ。今でなくてもいつか転職するのはわかっている。ふだんから自分の価値を世間の目に触れるようにしておくのは自然なのだ。 ヘッドハンティングに使われることも多いし、企業も人材のLinkedInプロファイルをチェックしている。

クラウドレピュテーション

アメリカでは履歴書は自分をよく見せるために書くものだ。自分に不都合な事は書かない。嘘を書くやつもいる。だから応募者のリファレンスチェックという裏取りが欠かせない。

だがLinkedInに嘘を書くと真実を知る人たちの目に触れる。直接ではなくても同じ業界の誰かがどっかでつながっている。クビになった勤め先を隠すわけにもいかない。嘘だらけのプロファイルを公開するような輩には元同僚達は繋がろうとしない。

クラウド型のレピュテーション(評判)システムとでも言えばいいのだろうか。あまり嘘がつけないのだ。LinkeInでしっかりとした履歴を公開して多数の人と繋がってる人はより信頼できる人材だ。

キーワードで就職

アメリカの企業では社内外のリクルーターが応募者の履歴書をふるい分けて採用部門の担当者に持ってくる。 ふるい分けの基準はキーワードで、これにつきる。 応募要項の言語、フレームワーク、データベース、システム名などのキーワードがヒットしない履歴書はゴミ箱行きと思ってもいい。

もちろん応募者もそれはわかってて要項のキーワードを必ず履歴に入れてくる。その辺を見極めて面接しても実際にできるのか、フリしてるのか見分けないとならない。これもいろいろと人間模様があって面白いのだが、それはまた別の機会に書くとする。

かたやLinkedInに出す履歴は応募要項に合わせたものではない素の顔だ。素でデキる人を探してLinkedIn上では多数のヘッドハンターがメンバーの履歴やプロファイルをしらみつぶしに検索している。

プロファイルでSEO

で、先日自分のLinkedInプロファイルでSEOしてみることを思いついた。 自分のプロファイルに幾つかキーワードを入れてどれだけヘッドハンターがコンタクトしてくるかみてみるというものだ。

断っておくが(今現在)転職は特に考えていない。 だがキーワードでヒットして自分にコンタクトしてくるヘッドハンターが持ってくる職種や年俸額などでいろんな事がわかりそうだし、キーワードを自分の考えているキャリアに最適化するようなこともできそうだ。なかなか面白いじゃんか。

こんな面白いことはさっそくやらないと。とプロファイルを書きなおしてみた。 もちろん嘘は書かない。幸い自分は無節操にいろんな分野に手を出してきたおかげで経験値あるキーワードには事欠かない。LinkedInにはキーワードツールまであって自分の履歴に出てくるキーワードの中で良く検索されているものを教えてくれる。

そういうキーワードを取り入れて読み手の印象にのこるように自分がいかに素晴らしいプロフェッショナルか書きなおしてみた。 もちろん英語でだ。

釣果良好

プロファイルを書き直したのは金曜の夜だったが、その直後から週末なのにヘッドハンターからのコンタクトがほぼ毎日あるようになった。 以前はせいぜい一ヶ月に2,3件だったからかなりはっきりした効果がある。

ただ内容が医療機器系の組み込みソフトとか今はあまり興味が無い分野が多く、みな丁重にお断りした。 もうちょっとSEOの最適化が必要なのかもしれない。

もっともサンディエゴの人材市場は医療・遺伝子業界の仕事が多いので、ローカルな事情に引っ張られるのはあるだろう。 とりあえず様子をみてSEO最適化を繰り返してみようかと思う。

それにしても休日までこんなに働いててヘッドハンターの人たちも大変なんだね。

英語の母音、日本語は母音
日本人は勤勉か

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